資産運用の為のFX活用術
資産運用の為のFX活用術
「FXを知る!」のカテゴリを
ご覧いただいた方は、FXの概要と特性を
ご理解いただけたことと思います。
こちらのページではいよいよ、
具体的な取引手法について紹介していきます。
一般的なFX取引の難しさ
FXトレードスタイルの種類
資産運用のためのFX取引手法をご説明する前に、
FXでのトレードスタイルにはどのようなものがあるのか、
見てみましょう。
- スキャルピングトレード … 刹那的な超短期トレード
- デイトレード … 一日で取引を完結する短期トレード
- スイングトレード … 相場のトレンドに乗る短期トレード
これらが一般的に語られることの多いトレードスタイルです。
全部、短期トレードですね。
そうなのです。
巷で語られるFX取引のスタイルは、
短期的なトレードがほとんどです。
そして、高すぎるレバレッジは危険…と言いつつも、
資金効率の観点から、ある程度レバレッジをかけた
取引が推奨されることが多いようです。
テクニカル分析で相場を読み、損切り注文を常に出しつつ、
狙えるところで大きな利益を狙う…
インターネット上のセミナーや、
情報商材などのほとんどがこの原則に則っています。
また、デイトレーダーと呼ばれる為替のプロ達も、
ほとんどがこのスタイルを採用しており、
為替の変動する一瞬に命をかける取引をしています。
プロのスタイルをマネするのは危険
成功しているプロのデイトレーダー達は、
上記で紹介したようなトレードスタイルを
ハイレバレッジで実践している方がほとんどです。
ビギナーがその取引スタイルを真似するのは、
大変、難しいことです。
(プロは難しいことを実践できるからプロなのです。)
まず、テクニカル分析が非常に大変。
様々あるテクニカル指標の中で、
どの指標について勉強し、何を重視して取引するか…
やってみると分かりますが、途方に暮れます。
さらに、テクニカル分析は、
一生懸命実行すれば相場が読めるようになるかと言えば、
そうではありません。
あくまで取引の目安です。
そうなると、相場が意に反して動いたときの
損切り注文が必要になります。
高いレバレッジでの取引で損切りを怠ると、
あっという間に強制ロスカットに追い込まれるからです。
この「損切り」ですが、
自ら損失を確定する注文を出すわけですので、
大変、勇気と決断力のいる行動です。
FXの初心者は、
ハイレバレッジの取引を行い、
損切りすることができずに含み損のポジションを持ち続け、
最終的に強制ロスカットで退場…
というパターンが圧倒的に多いです。
管理人の知人でFXに挑戦した人たちは、
10倍程度のレバレッジで取引を行い、
損切りをする決断ができないまま、
激しい相場の変動でロスカットに見舞われる…
といったパターンで、
みんな相場の世界を去って行きました…
FXのプロトレーダーと同じような取引をしようとするのは、
非常に危険なことなのです。
為替相場を読むのは不可能
プロトレーダーも為替相場を読みきるのは無理と言っています。
だからこそ、どの専門書でも、
相場を読み違えた時の、損切りの重要性が語られているのです。
外国為替相場は、非常に多くの要因に左右されます。
世界経済動向、金融政策動向、株式市場の動向、商品市場動向…
果ては、あの東日本大震災を契機に記録的円高に動いたように、
天変地異が相場に激しい変動をもたらすこともあります。
それらを全て分析し、相場を予想するのは不可能です。
ファンダメンタルズ分析を完璧にこなし、
相場の流れを読み切れる人がいるとしたら、
それはまさに神の領域です。
稀にいる、著名投資家達が、もしかしたら、
この類の人種なのかもしれません。
ジョージ・ソロスやジム・ロジャースなど、
私たち一般人とは遠くかけ離れた存在です。。
為替相場は予想できない…
プロトレーダーのマネもできない…
じゃあ、いくら取引環境のメリットがあるからって、
FXで資産運用するなんて無理じゃん!!
という声が聞こえてきそうですね。。
待ってください。
実は、ちゃんと方法があります。
「トラリピ」というトレードスタイル
資産運用のための手法「トラリピ」
相場が読めないなら、あえて読まなくてもいい方法を考えよう!
…そんな発送から生まれたトレード手法があります。
それが、管理人がFXを資産運用ツールとして活用する際、
最もおすすめしたいトレードスタイル、
「トラップ・リピート・イフダン」
…通称「トラリピ」です!
いきなり言われてもなんだかよく分かりませんよね。。
トラップ・リピート・イフダンとは、
大手FX会社のひとつ、
マネースクウェアジャパン(通称M2J)が提供する取引手法で、
2つの手法を組み合わせた新しいトレードスタイルです。
2つの手法とは…
この二つの手法の利点を合体させたのがトラリピです!
…と字で書いても分かりづらいから図で説明します。
トラリピの実践イメージはこんな感じです。
相場に対し複数のイフダン注文を広範囲に仕掛け、
ポジションが約定すると、
同じ注文を自動で発注し続けるトレード手法です。
この手法は、M2Jが特許を取得しているもので、
この取引手法が使えるのはM2Jの取引ページだけです。
なぜトラリピが有効なのか
このトレード手法の強みは、まずひとつに、
相場に対し広範囲にイフダン注文が複数設置されるので、
「相場の動きが読めなくても利益を得られる」
ということです。
ひとつのポジションに全力投下のトレードは、
当たれば大きいですが外れると大きな痛手になります。
また、ポジションの規模が大きいと、取引が完了するまで、
PCにかじりついていないと安心できなかったり。。
トラリピなら、相場に対し浅く広く挑むので、
相場の変動で各ポジションが約定するのを待つだけです。
さらに、トラリピはその注文を自動で何度も繰り返す!
つまり、仕事で相場を見れない間も、
遊んでいる間も、寝ている間も、
相場が変動している限り、常に利益獲得のチャンスを逃さない
取引手法であると言えます!
基本的に、一度設定したら、ほったらかしです。
それだけで、利益がどんどん積み上がっていくのです。
そして、この手法の最大のキモは、まさにそこ。
ほったらかしであるが故に、チャートを見なくていいのです。
つまり、FXトレード最大の課題である、
「メンタルコントロール」…
相場の変動による「不安」や「焦り」、
それらから解放されるのです!
その結果、下手に自分で相場を読んだ気になって取引するより、
パフォーマンスの良い結果を得ることができます!
(管理人、実証済みです…)
資金力を複数のポジションに分散させるため、
ポジション約定一回ずつの利益は小さいですが、
全自動で、私たちが日常を送っている間に、
着実に利益を積み上げてくれる。
しかも、相場を予想できなくても、利益を得ることができる。
そんな取引スタイル、「トラリピ」。
これこそ、まさに「資産運用の為のFX手法」と呼ぶに
ふさわしいのではないでしょうか。
トラリピで重要なこと
リスク管理を徹底する
さて、この画期的トレード手法のトラリピですが、
相場の変動の中にイフダンの罠を仕掛け、
それが繰り返し利益を出すのを気長に待つのがセオリーです。
そのため、基本的には、損切りはしません。
ハイレバレッジの短期取引にトラリピを
活用することもできますが、その場合はもちろん、
損切りが必須となりますので、
気長に利益の積み上げを待つ、という資産運用としての
トラリピ活用法とは、違ってきてしまいます。
損切りをしない以上、
ほったらかしでも強制ロスカットにならないよう、
ポジションの規模と証拠金の許容力を、
しっかりと理解しなければなりません。
具体的には、
「全てのトラップ(イフダン注文)が注文された状態で、
相場がいくらになったら強制ロスカットになるのか」
を正確に把握することが必要です。
そして、自分の証拠金の許容力の中で、
適切な値幅にトラリピを仕掛けるために、
取引通貨の過去の相場を長いスパンで見てみて、
過去にどのくらいの値幅で相場が推移してきたのかを、
確認することが大切です。
「そんなの難しい!」
そう思った方いますでしょうか?
しかし、これは短期的に相場の動きを読むことと違い、
過去の為替レートの推移をグラフで見るだけで出来るので、
とっても簡単です。
また、トラリピの場合は、この作業が必要なのは
トラリピ注文を発注する前、一度だけですので、
一度注文を出してしまえば、あとは放置でOK!
こちらで強制ロスカットの水準を
算出する方法も紹介していますので、ご参照ください。
それでも不安に感じる人は、
「具体的な運用プラン」のページで、
管理人のおすすめトラリピプランを紹介するので、
それを参考にしてみてください。
レバレッジは最恐の罠と知る
25倍のレバレッジをかけて取引できるのは、
デイトレーダーに取ってFXの大きなメリットですが、
資産運用としてトラリピを活用する場合には、
レバレッジは最も恐ろしい罠になります。
なにせ、損切り注文を設定しないので、
ちょっと欲を出してレバレッジを高く設定すると、
大相場が到来した時に対処のしようが無くなります。
次のメニューで具体的に紹介しますが、
トラリピでは長期目線で短期的に欲を張らず、
出来得る限り、低レバレッジで取引することが大事です。
「レバレッジをかけないFXなんて意味がない!」と
主張される方も恐らくいるかと思いますが、
トラリピは今までの短期的なFXトレードのスタイルとは、
根本的に考え方が違うことを理解してください。
トラリピはできる限り広範囲に仕掛ける
トラップの間隔を狭くした方が、
小さな値動きで何度も注文が約定するので、
欲をかくと1円程度の狭い値幅に、
いくつもトラップを設定しがちです。
しかし、それをやるとトラリピ本来の強みが失われます。
可能な限り広い値幅でトラップを仕掛けることで、
相場が激しく上下しても、
いつでもコンスタントに注文を約定できる環境であることが、
トラリピの強みなのです。
それじゃあ、注文を細かくして、さらに値幅も広げよう、
なんてことをすると、ポジションの合算規模が大きくなり、
レバレッジが高くなりすぎて、
強制ロスカットされる確率が高くなってしまいます。
資産運用としてFXを活用する場合、
のんびり目線で欲を張らず、余裕を持って、
相場に臨むことが大切です。
高金利通貨のロングで臨むべし
トラリピは広い値幅でポジションを複数保有するため、
値動きによっては比較的長期間、約定されないポジションが
発生する可能性があります。
なので、マイナススワップで日々損失の発生する、
ショートのトラリピは避けたほうが無難です。
長期運用の視点で考えるならば、
約定しないポジションもスワップで利益を上げることができる、
豪ドルやニュージーランドドル、
カナダドルや南アフリカランドなど、
高金利通貨のロングのトラリピが望ましいと言えます。
弱みも認識する
画期的な手法のトラリピですが、もちろん弱点もあります。
複数の同注文を何度も繰り返すトラリピは、
相場が一定の値幅を行ったり来たりの「レンジ相場」では、
無敵の強さを発揮しますが、
一方的に相場が動く「トレンド相場」では、
極端に利益を上げづらいのです。
例えば、ロングでトラリピ注文を出していた場合、
下向きのトレンドが発生すると、
ポジションが約定しないまま、
どんどん次の新規注文が発注されて、
含み損が膨れ上がる状態になります。
こうなってくると、心理的にあせってしまうものです。
しかし、ここであせって損切りなどしてしまっては、
トラリピを用いる意味がありません。
相場が下がっても余裕でいられるレバレッジで臨むこと。
なるべく幅広くトラップを仕掛け、
相場が一定方向に動いても、
約定のチャンスを逃さない環境を作ること。
結局、上述したように、余裕を持ったスタンスで
トラリピを実践することで、
一方的なトレンドも切り抜けることができるのです。
また、前述したように、
高金利通貨のロングでポジションを取っていれば、
想定したレンジを下抜けてしまった場合も、
スワップで利益を積み上げることができます。
さらに言えば、為替相場は7割がレンジ相場と言われています。
それだけ、レンジに強いトラリピは、
有効に機能するということになります。
トラリピやってみよう
さて、ここまで読んでいただいて、
この独特なFXトレードスタイル「トラリピ」に、
興味が湧いてきましたでしょうか!?
念のためお断りしておきますが、管理人は断じて、
M2Jの回し者ではありません。笑
なるべくリスクを減らしつつ、かつ効率的に資産運用する
方法をいろいろと模索していたら、最終的に、
「FXでトラリピ」という結論に至ったのです。
もちろん、自分で長期間検証しました。
そして、確信したのです。
「これ以上の資産運用ツールは他にない!」と。
トラリピを使った資産運用は、本当におすすめです!
トラリピに出会って、
お金を働かせることで、本当に資産は増やせるんだ!
ということを、初めて感覚的に理解できました。
トラリピで、今すぐ資産運用始めてみたくなった!
という方は、こちらからどうぞ!
もちろん、当サイトの続きもご覧ください!
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管理人・MIYAの推奨するトラリピプランをご紹介します!
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